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ライチョウ(雷鳥、学名:''Lagopus muta'')は、キジ目ライチョウ科ライチョウ属の鳥の一種である。日本の固有種である亜種ニホンライチョウ(''Lagopus muta japonica'' )は、国指定の特別天然記念物であり、富山県・長野県・岐阜県の県鳥である。 季節が変わってもすみかを移動せず丸一年を同じ地域で過ごす留鳥であり、気温が激しく低下する冬場においても、それ以外の季節と同様、高山で暮らす。 英語圏では、冬に白い羽となるライチョウ属の種を''Ptarmigan''、羽の色を変化させない種は''Grouse'' と呼び区別される〔ライチョウ・生活と飼育への挑戦 (1992)、159頁〕。 == 分布 == ライチョウ科の鳥は世界に6 属17種が生息し(但し分類には諸説ある)、ライチョウの仲間では最も寒冷な気候に適応した種である。ユーラシア大陸と北アメリカの北極海沿岸、ヨーロッパとアジアの一部の高山帯に広く分布する〔〔。ピレネー山脈、アルプス山脈、日本には隔離分布している〔ライチョウ・生活と飼育への挑戦 (1992)、184-185頁〕。Johsgardによる1983年の報告で、フィンランドで約8,000羽、イギリスで2,000-20,000羽が生息していると推定されている〔ライチョウ・生活と飼育への挑戦 (1992)、163頁〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ライチョウ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rock ptarmigan 」があります。 スポンサード リンク
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